acas社長 大浦昌尚ブログ

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恒例の研修旅行

2015.12.24

多くの方に
「今年はどこに行くのですか?」
と尋ねられる
「年明けなので”来年”です」
なんてめんどくさいことは言わず
そこは私自身も今年度なので
「今年」と
言ってしまうのでよしとして
 
働き出してから20数回
途中会社設立の時と
子供が産まれる時以外は
ずっと続けてきた
年明けの海外研修旅行を
今年は行かないこととなった
 
それは今年の年始に行った
(今年、今年、ってややこしい…)
ポートランドとシアトルでの氣付と
日本を代表する庭師集団の
植彌加藤造園さんからの氣付など
もあり
 
本当に海外研修旅行がいいのだろうか?
 
毎年行っているから当たり前に
なっているのではないだろうか?
 
こんな思いが社内でも
何となく出てきたので
年始の海外は中止とした
 
そんな時に
『答えは「京都」にある』
という本を読んだ
その中にこんな一節がある
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国の内外を問わず、一流ホテルはどこも
似たような雰囲気になってしまうが、
京都の老舗旅館にはそれぞれ個性がある。
そこでしか味わえない趣き、おもてなし
があるのだ。
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まさにここにみんなが
感覚として氣付いたのだ
 
「w」や「フォーシーズンズ」など
デザイナーズホテルや
星がたくさんあるホテルにも
泊まってきたが
シアトルもバルセロナもロンドンも
香港も東京もたいして変わらない
 
決して海外研修を否定しているのではない
研修の目的を考え直した方が良いのでは?
ということ
その場所でしか感じられない
例えば雄大な自然や文化を感じる
「観光やん!」っていうような
そこに本当の感じる学びがあるのではないか?
その本質を感じる感覚を養う研修旅行
それにしようと企んでいる
 
今のところは「京都」かな?
W

大浦昌尚
株式会社アクアス

代表取締役
大浦昌尚 Masanao Ohura

大和の国に生を受け、とても明るい家族と周りの人と自然に育てられ、まじめで正義感が強いのは父譲り、面白く発想が豊かなのは母譲り、棟梁と指物師の両祖父の血を引き迷うことなく今の仕事に。 多くの人に助けていただき育てていただいた半生。これからご恩返しです。