acas社長 大浦昌尚ブログ
中国弾丸訪問
ゴールデンウィーク前に中国広州に行ってきました
現在計画中の中国でのプロジェクトで現地に招待されたのです
中国へは20年ぶりの訪問です
先ず現地ではVISAやmasterが使えないとの前情報だったので
とりあえず2万円を羽田で両替しました
ところがその姿を見て弊社の中国人スタッフの王君が
「現金はもっと使えないよ、僕なんてこれだけですよ」
と財布の中の10元札と1元札を取り出して見せます
「そんなことないやろ?」と半信半疑で現地に到着しましたが
正にその通りで
支払いはどこでもスマホでQRコードを読み取るだけ
訪問した企業の社員さんも2年ほど現金を触っていないという
お給料も電子マネーで支払われると言う
さらに、乞食の人もQRコードのプレートを持っていて
恵んでくれというという
お寺のお賽銭も同じだという
試しに夜
ホテルの近くのよろず屋のようなお店でビールを買って
現金で支払おうとすると
「電子マネーはないのか?」
とすごく嫌がられた
子どももお年寄りもみんなスマホ決済だという
何が怖いかというとスマホを無くすことと充電が無くなること
だからあちこちにバッテリーのレンタルがあるのだという
本当にびっくりした
もう一つびっくりしたのが電気自動車の多さ
びっくりするほど大きな空港の駐車場に
少なく見ても1/3以上は
緑色のナンバープレートの車が停まっている
緑色のナンバーは電気自動車だという
そのほとんどがテスラではなく
見たことのない中国のメーカーだという
そしてもう一つが訪問させていただいた
Mona Lisaというタイルメーカーさん
大判タイルでなんでも作っている
大理石をはじめとした意思メモ用はもちろんのこと
絵でも写真でも抽象画でもなんでも画像データーのあるものなら何でも
しかも単なるプリントだけではなく
絵柄に合わせた凹凸も
さらに断面まで色柄が施されている
サイズも3.6m×9.0mも出来て
運搬さえできれば長さは30mも可能という
さらにその精度も突き付けで施工が可能なほどで
留め納まりも工場加工で可能にしている
さて何を言いたいかと言いますと
ぼんやりとしていると世の中から置いていかれるぞ
ということです
先ず世の中はすごいスピードで進んでいるのです
自分はできていると過信していると気がつけばどうなっていることやら
「謙虚にして驕らず、さらに努力を」です
働き方改革だと言っているうちに
なんとなく仕事は悪だという雰囲気になっているうちに
この日本の未来はどうなってしまうのか?
なんてことまで考えてしまう
そんな中国弾丸訪問でした