1年で10キロ痩せたのに、誰からも「痩せたね」と言ってもらえない、

比土平です。

iPhoneを購入してから日々決めかねていたのが、壁紙です。

会社のPCの壁紙は、さわやかな気分になるので青空にしておりまして、

iPhoneも同じでいいかと思っていました。

そんななか、ある方のお話を聞かせてもらったことがきっかけとなり、

壁紙もテーマをもって選ぶ事にしました。

テーマは、「感じた事を的確に言葉で伝えるスキルのアップ」で、

まずは下の写真にしました。

これは先月のドイツ研修で見学した中の一つで、

「バウムシューレング・クレマトリウム」、用途は「火葬場」です。

故人とのお別れの場であるこの火葬場は、

コンクリート打ち放しで構成され、そこに無駄な装飾は一切ありません。

ランダムに並ぶ円柱足元の光溜まりに視線は誘導され、

そし天窓のせいでどこまでも伸びているかのような円柱を

見上げる事になります。

日常のスケール感を超えた垂直性と、天窓から差し込む光により、

いかなる時も気を緩める事が許されない緊張感があります。

その厳正さが命の尊厳を守っているかのようでした。

はーっはーっ、限界です。

まだまだうまくお伝えできませんが、

壁紙にすることで考える回数は増やせるはず。

いまごろかい！とはおっしゃらずに、

やせたよね、の言葉とともに長い目で見ていただければ・・・