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二川
健一
Kenichi Futagawa
騒音対策
2011.03.10
昨日、原因不明の激しい悪寒に襲われたましたが、今朝はすっきりの木曜担当の二川です。
今、担当させていただいている分譲マンションの物件で、騒音対策について検討しています。
鉄道線路敷に近接していて、平均騒音レベルが80dB程度におよびます。
サッシ・ガラス・玄関ドア・給排気設備機器と配管など、
検討が必要な部位は多岐にわたります。
騒音測定を元に減衰計算を行ったり、各周波数ごとの音圧レベルを
人間の聴覚的な音の大きさの数値に置き換える計算方法を
騒音測定業者さんに教えていただきました。
計算には対数の計算(log)を用います。
高校生のときに習いましたが、そのときは「こんな計算は一生使うことはやろ」と
思っていましたが、まさかこんな時に使うなんて・・・。
やっぱり何でも勉強することに無駄はないということを改めて感じました。
対策方法はいろいろありますが、やはりコストに大きく跳ね返ってくるので、
過剰になることなく、ベストな選択ができるよう検討・提案することが
私どもに課せられた使命だと思います。
また、「音」は「水」と同様、建築にとって大敵で、後々に大きな問題に繋がりかねないことを
今一度肝に銘じて取り組んでいきます。