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比土平
雅彦
Masahiko Hidohira
工夫の効果
2011.03.25
自宅PCの不調が気掛かりな比土平です。
先日、息子が熱を出して寝込んでいた時のことです。
始めのうちは高熱でぐったりしていたのですが、
少しましになってくると、
布団の中で横になっていなければならない事の方が
つらくなってきた様子。
おとなしくしなさいと言われても、「あ~」とか「う~」とか
奇声を発し始めたそんな時に、私の母から荷物が届きました。
その中に、2つ折り紙が入っており、
1つはカエルで、お尻の辺りを下に押して指を離すとピョンとジャンプし、
もう1つは、左右に引っ張るとパクパク開閉する鳥のクチバシのような口(くち)でした。
なぜこんなものが入っているのかと思ったのですが、
正月に広島の母の家に帰省した折、これで遊んでいたらしく、
新しく作って大阪に送るからと、約束していたとの事でした。
それを手にした途端、息子はおとなしくなりました。
横になったまま、ずーと折り紙を眺め、ジャンプさせたり動かしたり、
その日中、折り紙を手から離しませんでした。
普段DSやらWiiやらで遊んでいるのを見ているので、
ちょっとうれしかったり、
テクノロジーの塊であるテレビゲームと
ちょっと工夫しただけの紙が、
同じように魅力のあるものになるんだなと、
改めて気付かせてくれました。
折り紙と書いてきましたが、実は何かの広告で折っており、
カエルの背中は、小雪さん(カラー)の笑顔です。
これ、若いときのお婆ちゃんやで、と言うと、
うわ、ほんまに~と息子は嬉しそうに、本気にしていました。