月曜日がやってまいりました。

杉谷です。

さて、今日4/18は何の日かご存知でしょうか。

アインシュタインの命日・・・

でもあるのですが、

実は・・・1968年4月18日、今から43年前、

日本で最初に建てられた超高層ビル、

「霞ヶ関ビル」がオープンした日。

国内初の超高層ビルと言われた、霞ヶ関ビル。

設計は山下寿郎設計事務所。

事業主は三井不動産。

建物構造は、耐震設計として鋼材を組み上げた

柔構造。

ビルの総容積は約50万立方メートル（総重量約10万トン）あり、東京ドームが竣工する前は

莫大な体積を表現する際に「霞が関ビル何杯分」という表現がよく使われていた。

現在でも、グーグルで「東京ドームを霞ヶ関ビルで」と検索すると、

「1東京ドーム = 2.48 霞ヶ関ビル」と換算が表示される。

当時、建築基準法により、31mという高さ制限（いわゆる百尺規制）があったため、

当初は9階建てのビルの計画であったが、1962年に建築基準法が改定され、

高さ31m制限が撤廃されることとなったために高層ビル（地上高さ147ｍ）へ計画変更された経緯がある。

因みに、御堂筋周辺の建物も百尺規制によりその高さが揃っている。

1969年の法改正で規制が容積制になったため、以降は大阪市が高さを指導している。

時代の変化とその背景にある規制緩和。時の流れを感じた一日となった。

御堂筋の昔と今。