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二川
健一
Kenichi Futagawa
実査
2011.06.17
木曜日担当の二川です。
今月の3日と4日の2日間で、東京・横浜方面の実査に行ってきました。
M不動産の分譲マンション物件を中心に14件ほど見て廻りました。
M不動産の方とご一緒させていただいたので、
竣工物件3件とモデルルーム1件の内部実査もさせていただき、
おかげ様で有意義な実査となりました。
さまざまなテイストやグレードの物件を見ることができ、
「見せ場」の造り込み方や、さまざまな空間や素材を
体感することができて刺激的でした。
印象に残ったのは、エントランスに向かう長細いアプローチの壁を
板目型枠のコンクリート打ち放しで仕上げていた物件です。
無機質なコンクリートでありながら、自然な風合いと高級感があり、
植栽とも調和していて、独特のいい雰囲気を醸し出していました。
この工法の正式名称は無垢板本実型枠(むくいたほんざねかたわく)工法といい、
杉、桧、松の無垢を型枠として用います。
コンクリートの表面に十分に木目を付けるために
板目を火であぶるなど、かなり手間がかかる工法です。
また、打ち放しなので、あとで手直しがきかない一発勝負。
施工者さん泣かせです。
だけど、いつか挑戦してみたいと、ひそかに想っています。