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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
『致知に学ぶ』
2011.07.04
杉谷です。
今回も学ばせていただいた。
社内で毎月購読させてもらっている致知。
先程、7月の社内木鶏会が行われた。
私は今回、SBIホールディングスCEO・北尾吉孝氏の記事を読ませていただいた。
『三十にして立つ』
「人間学を中心に据えた読書をし、古典的教養を身につけることは、
会社に入る前段階でも必修条件であり、
それこそが本当の必修科目ではないかと私は考えている。」
高校時代の友人のが頭に浮かんだ。
大阪に来てから、美容師をやっていた彼が、先日広島でお店を出すと言って帰郷した。
同い年の29歳。
もうすぐ30歳になり、立志の年。志を立てる年になる。
15歳を過ぎてから30歳に達するまでの15年間はあらゆる意味での勉強期間。
20代は、志を立てる前の段階。
そして三十にして立つ。
いつまでも志が立たなければ「四十にして惑わず」とはいかず、
いつまで経っても惑い、どう生きていいのか分からない、
というような人間しかなれないのではないか。
不安な気持ちと、逆に自分に活を入れるきっかけとなる内容の記事であった。
一度志を立てたら、それを貫き通す覚悟が必要だ。
その覚悟というのが本物であれば、志を立てるという覚悟が本当に大事な
覚悟であるということだと思う。
どんな事柄においても、自分の主義・主張や立場を明確にして、
「自分ならどうするのか」というように主体的に生きていく。
本を読むにしても、映画を見るにしても直ぐに感化されるのではなく、
「その場面に直面したら自分ならどうするか」
ということを常に考えるべきではないか。
人間学を学ぶために、本を読み、修養を重ねる人生を送りたいと感じさせていただいた。
いまからでもまだまだ遅くはない。