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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
『今月の学び』
2011.08.01
一級建築士の学科試験が終了し、
製図試験の準備を始めた杉谷です。
製図試験は10月初旬。
残り二ヶ月間は寝ない!
ぐらいの気持ちで駆け抜けます!!
さて、今月の学び。
『独りを慎む』
立派な人物というものは自分独りでいる時、
つまり他人が見ていない時でも己をしっかりと律していくという意味です。
人物になるための一番の基本とされています。「忠」(ちゅう)という字は中の心と書きますが、
これは自分で自分を欺く(あざむく)ことなく、常に全力投球で事に当たることを意味し、
本来は、自分に向けるべきものです。
また「信」という字は、嘘偽りなく、自分が言ったことは必ず守ることを表す文字で、
他人に対するものです。自分に対しては忠、他人に対しては信、いずれも「誠」ということ。
つまりは、人が見ていようが見ていまいが、いい意味でぶれないということではないでしょうか。
他人の眼があれば、誰でも慎重に振舞う。だが、人目がなければ行儀悪くなる。
人目があろうがなかろうがきちんとした行儀の良い行動をとりたいものです。
独りだからといってまちがったことをすれば、他人には知られなくても、自分は知っている。
他人はだませても、自分はだませない。自分自身が間違ったことをしないように、
絶えず言動をチェックすることが大事ではないでしょうか。