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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
日本人の好きな数字
2011.08.29
昨晩初めて、ビール片手にパンを食した杉谷です。
さて、8月も残り3日。
夏も終わりに近づいてまいりました。
みなさまお変わりございませんでしょうか。
私は...
変わってません !
日本では 8月の八は末広がりに通じるとして
おめでたい数字とされています。
この「八」 昔の日本人が大好きだったようで
『古事記』にはたくさん出てきます。
八百万神(ヤオロズノカミ)
大八島国(オオヤシマノクニ)
八俣大蛇(ヤマタノオロチ)
八咫烏(ヤタガラス) などなど
古代「八」は無限や多数をあらわす数として
尊重されていました。
その形が末広がりに通じるとされたのは、
漢字が輸入されてからのことだそうです。
一方 中国文化などの影響から三や五、七
などの奇数が縁起がよい数としてこのまれ
るようになりました。
「七五三」のお祝いや結婚祝いの品物の数
や金額などにその習慣が残されています。
日本語には英語のような複数形がないなど
日本人は元来 数字の使い方がきびしくない
民族です。
ですので、生活においては昔から、数とは
縁のきれない味わいのある民族なんですね。
因みに私の母親も色々と味わいのある人で、
大の八好きです。