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二川
健一
Kenichi Futagawa
負担金
2011.09.09
木曜日担当の二川です。
先日、現在担当させていただいている分譲マンションプロジェクトで
K市の水道局に、給水に関する協議に行ってきました。
10月1日から雨水貯留槽を設置すると、通常の水道料金とは別に
負担金が発生するという新制度についてヒアリングをしました。
その負担金の主旨としては、
→雨水を利用するとなると、上道水を使用する料が少なくなり、水道料金が少なくなる。
→水道料金には水道本管の維持管理費や水質管理の費用も含まれている。
→将来何らか理由・原因で雨水貯留槽を使用しなくなった場合、水道水の利用が急激に増え、
水道本管の流速があがり、赤錆などの原因になる。
→それまで水道料金(=維持管理費)を少なく払っていたことになる。
→その不公平さを解消するため・・・
とのことで、はっきり言ってよくわかりません。
ただし、雨水を利用する量によっては、負担金が発生しない場合があるのこと。
今回、雨水の利用用途としては、植栽への散水のみです。
主に工場や学校など、大規模な施設で、雨水の利用する量も多い施設を対象に
立案されたもので、共同住宅などで、さほど雨水の利用量が多くない場合の
取り扱いについてはあまり想定していなかったようで、
局内で検討・調整し、来週に返答をもらう予定です。
どうやら、この新制度で正式な相談は私が始めてだったようでした。
エコの推進に弊害になり、金儲け?と思ってしまいました。