acasスタッフブログ
結論
月曜日担当の杉谷です。
あれもいいけどこれもいい、う~んどうしよう・・・なんて、
私はよく悩んでしまう。
ということで、いかに早く深い決断をし、いかに実行できるかと考え、
「すぐ結論を出せる 考える技術・話す技術」を読んでみた。
本書は、いち早く決めて、行動するための処方箋。
最大のポイントは、結論=実行であること。
実行が遅いとは、結論を出してから実行するまでの空白期間が
長いことを意味し、 「一度決めたら実行までがセット」という思考に
変えていくことで実行力が高まると説かれていた。
そうはいっても、「なかなか決めたことに自信がなくて。」という場合に
覚えておくと便利な思考も紹介してあり、
1. いまよりはマシになると考える
⇒ 何もしないよりは結論・結果を生むため少なくとも前進するということ
2. 3つめの理由を準備する
⇒ 「セールで安い」「かっこいいデザイン」だけではなく、
「もし使わなかったらプレゼント用にしよう」など3つめの理由を考えて、
後押しする
たしかに、一理ある。
ただ気をつけたいのは決めるという行為は、する/しないが表裏一体であることだ。
本書の意思決定の2つのポイントを、「しないことを決める」ためには使わない方がいいと思う。
1はそもそも現状打破のための考え方なので、変化をしないことはいまよりマシにはなりにくい。
2については、しないことの選択においては、言い訳の最骨頂。
早起きして勉強しようと目覚ましかけたけど、「最近寝不足気味だし」とか「起きても眠かったら
非効率だな」などが代表作。(よく使ってしまう・・・)
感情的にはやりたいなと思うことに踏ん切りがつかない場合に、背中をおしてほしくなったら、
3つめの理由を考えて、行動することで少なくともいまよりはマシになる。
さあ、これも習慣づけが大事だ。
決定即行動!!