acasスタッフブログ
HOME > acasスタッフブログ > 香港・澳門研修
杉谷
泰
Yutaka Sugitani
香港・澳門研修
2012.01.10
杉谷です。
ニューヨーク、ドバイ、ドイツ、そして今年2012年、香港・澳門研修を無事終えることができた。
アジア圏へ訪れたのは韓国以来、二度目。
バスツアーに一日参加し、2日間はフリープラン。
超高層建築物・ホテル・歴史建造物を中心に街を散策した。
さて今回の研修・・・
超高層建築物はやはり圧巻だった。
ベイエリアに建つ超高層建物・・・、超ペンシルビル。
ヒルトップサイドの傾斜地に建つ高級マンション・・・超ペンシルビルでしかも超狭小敷地。
香港はその土地の多くを山が占めているため、狭小地で建てざるをえないが、
日本では考えられない。
建設資材はどこからどうやって運んだのか、施工はどうしたのか・・・。
まあ、竹足場を使っている国だからスーパーな施工が存在するかもしれない。
香港では、どんな高いビルを建てるときでも、足場はすべて竹で組まれている。
竹足場は、材料が軽く、組立てや解体作業も容易であること。
軽さに加えて竹の特徴である「しなり」によって重さで総倒れする危険性が低いこと。
そして、湿度が高い香港では、鋼製足場では錆びやすく管理が大変だが、
それに比べて竹では湿気を含むことでよく締まり丈夫に使えるからなのだそうだ。
ただ、理由はどうであれあの光景は驚きでしかない。
商業施設のきらびやかなネオンのある街中と、
一歩裏に行けばひっそりとした暗闇と怪しげな空気が漂う街中のある香港。
貧富のさは想像以上に酷い。
アジア独特の「ごみごみ」「がやがや」した街。
今回の研修はその現実離れした建物と空間を体感し、勉強することができた。
次回の研修は新旧の建物が融合する街、
ヨーロッパ、具体的にはスペイン「バルセロナ」を今一度訪れたいと思う。