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アバター画像 杉谷 Yutaka Sugitani

月曜日の桜 

2012.04.16

 

杉谷です。

今週のブログテーマは「今までで一番の桜」

 

桜の咲くこの季節、少しずつ気温も暖かくなり、

街行く人々にも自然と笑顔が溢れているように思う。

 

僕にとっての一番の桜、

関西のスポットは後のブロガーの皆さんに残すとして、

出身地の広島県の桜をご紹介。

 

「尾関山公園」

場所:広島県三次市

中国路屈指の桜の名所として知られる尾関山公園。

シーズンには約1000本の染井吉野(ソメイヨシノ)、

八重桜(ヤエザクラ)、枝垂桜(シダレザクラ)、

彼岸桜(ヒガンザクラ)が山を桜色に染める。

 

 

公園の山頂にある展望台からは、三次市の市街地が一望でき、

公園の麓に流れる江の川とその堤防に咲き乱れる桜をご覧頂ける。

開花にあわせ、ぼんぼりなどが設置され、夜桜の鑑賞もでき、

郷土芸能のステージや地元の味が楽しめる特産品コーナー等を展示した、

三次さくら祭りも開催され賑わいをみせる。

中国自動車道を通過する際は是非お立ち寄り頂きたい。

 

 

さて、日本人の文化に桜は深く関わっている。

ぱっと花を咲かせた後、散って行く桜の儚さや潔さを、

人生の生き様と考える日本人は少なくない。

 

建築家の安藤忠雄氏も桜を特別な存在として扱われている。

「桜」
 桜は人の心をとらえる。なぜか?
 古来、わたしたちは自然を愛し、
 四季の変化に敏感に生活してきた。
 梅や桜の開花時期を心待ちにする国民性は
 他国にはない。
 
 気候異変が多発しているいま、
 地球環境を保全するために、
 一人ひとりが
 考えなければならない時期にきている。
 この桜の公園を訪れた人々の感動が、
 地域から、そしてアジア、世界各地へと広がり、
 地球環境を大切にする思いにつながってほしい。(安藤忠雄著)

 

 その通りだと思う。

花見なんて文化があるのは日本だけだ。

風情や趣を大事にする心、

美しいものを美しいと感じれる心、

僕の思う一番の桜は、

そこに集まる人々の心から溢れる笑顔が、

最高の場所に桜を創ると思う。

 

建築の仕事を通じ、

そんな場所を提供したいと、

僕も心から思う。

 

 

Profileプロフィール

アバター画像 執行役員/関西エリアマネージャー 杉谷 泰
ブログを通じ、多くの方に弊社の業務や個々の日常を知っていただければと思います。生まれは広島、人生の約半分を大阪でお世話になりながら現在に至ります。

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