acasスタッフブログ
今年のGW
杉谷です。
今年のGWは5/3~5/5まで実家帰省と併せて、
厳島神社を訪れてきた。
初日の5/3、早朝に自宅を出発し厳島神社へ。
GWの初日と、平清盛効果もあってか、
宮島の2kmほど手前から駐車場待ちで渋滞。
前回は、まんまとこの渋滞に
ハマってしまい1時間待ち。
勿論、今回は前回の勉強を踏まえ
宮島から電車で二駅離れた
場所に車を止め、電車移動したので
待ち時間なく訪れることができた。
海に浮かんでいるかのように建つ
厳島神社。
今回で厳島神社を訪れるのは
5回目ぐらいだろうか。
干潮時、厳島神社境内の潮が引くと
目の前には干潟が現われる。
その干潟を歩いて大鳥居まで訪れるのは有名だ。
今までは満潮時に訪れていたため、大鳥居の足元まで
行ったことがなく、境内から鳥居を眺めていたが、
今回ようやく干潟に足を入れることができた。
実はというか、その干潟に
「せせらぎ」と「飛び石橋」が現れることは
知られているようで、
実はあまり気にかけられておらず、
細かい経緯などは
知られていない。
僕も訪れるまで知らなかった。
元々は、1700年程前から厳島神社で行われている御洲堀という神様を祀る行事の際、
大鳥居の内海を船が通る道筋を作った場所のようだ。
調べてみると、せせらぎの源流となるのは、境内にある「鏡の池」。
この「鏡の池」内の地下水や周囲の湧き水が海に流れ出ており、
その流れが「せせらぎ」となっている。
干潟になってもその「せせらぎ」は消えることなくしっかりと形を残す。
そして境内と鳥居の中程には「飛び石橋」が架けられている。
その石橋の中央に立ち、大鳥居に目を移すとその鳥居の真下を通り、
せせらぎが海に流れでていることに気付く。
おお~!!
満潮時に海に浮かぶ厳島神社も勿論美しい。
だが、干潮時のみに干潟に姿を現す、幻のせせらぎと石橋・・・。
今回は干潮時しかお目にかかれない厳島神社の世界を一つの発見できた。
厳島神社には七不思議が存在する。
このせせらぎと石橋の存在は、その一つに加えてほしい。