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兵頭
宣弘
Norihiro Hyodo
建築雑学 兵頭編
2012.07.05
今日は担当プロジェクトの植栽検査で
九州に日帰り出張だった 水曜日担当 兵頭です。
建築ではありませんが、樹木の株立ちについての雑学です。
自然の状態に近い形が人気で、花や実だけでなく、
樹形も魅力的です。落葉樹が多いが、葉が落ちた状態でも
美しく玄関前やシンボルツリーとして使われます。
落葉樹は夏の日差しを遮り、冬の日差しを呼び込む
効果もあります。
株立ちの仕立て方には2種類あります。
本株
一本の木をある程度の大きさまで成長させて
根元からバッサリと切ります。
そうすると、その切ったところから新しい芽が
出てきて、これを生育させて株立ち状に仕立てた
状態を『本株』と呼びます。
時間と手間がかかる株立ちの作り方です。
寄せ株
複数の苗を数本寄せて株立ち状にしたものです。
比較的簡単にでき、オリジナル植木を作ることも
できるようです。
今日の植栽検査では建物とのバランス、
樹木の見え方、配置などに注視して検査しました。
来年一月の竣工が楽しみです。