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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
「理想の住まい」 ~変化に対応する~
2012.07.16
杉谷です。
私が思う究極の理想の住まいとは、
「愛着の持てる住まい」だと思います。
どうすれば愛着の持てる住まいになるのか。
住宅には、それぞれ形や機能性に差はあるとしても
愛着が持てるということほど、
一生、住み続ける上で大切な理由はないと思います。
勿論そのあるべき形や機能性が愛着というものを作り出す、
一つの要素になっていることは間違いありません。
では具体的には、
「愛着が持てる住宅」の条件とは、一体なんなのでしょうか?
いくつか答えが挙げられます。
例えば、
「安心できる住宅」
「飽きのこない住宅」
「上手に年を重ねる住宅」
「変化に対応する住宅」
など。
私は、「変化に対応する住宅」が、
理想の住宅のあるべき姿だと思います。
住宅とは住む方の趣向やライフスタイルは多少なりとも変化します。
趣味の部屋や子供部屋が欲しくなったり、
逆に子供たちが家を離れ部屋が余ったりと様々なケースが考えられます。
住宅自体の大きさは増築しない限り変えられませんが、
想定できる範囲であらかじめ設計することは可能です。
フレキシブルな構成こそが、現代の住宅のあり方だと思います。
まずは、
お客さまと共に、その住宅の未来を語り合い設計に生かすことが、
一生涯に渡り、愛し続けることのできる住まいづくりの第一歩だと思います。
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