木曜日担当の二川です。
先週、家族で丹後半島の琴引浜に一泊旅行に行った。
琴引浜は「鳴き砂」が有名。
帰りに「琴引浜鳴き砂文化館」という博物に寄った。
長女が夏休みの宿題の自由研究を鳴き砂をテーマにするということもあり、
「鳴き砂の不思議」と言う本を買った。

砂が鳴くメカニズムは以下とあった。

鳴き砂は石英が主体の砂。
石英は水晶と同じで、硬度が７と非常に堅い鉱物。
鳴き砂は波によって磨かれ、その砂が浜に蓄積すると
極めて密度の高い砂の層になる。
この砂層に力を加えると砂層は著しい抵抗力を示し、
広範囲の砂層がいっせいに動く。
この繰り返しにより、砂が振動して音を発するとあった。

摩擦ではなく、砂が振動しあって音を発しているとは以外だった。 online casino
鳴き砂は日本各地に30箇所ぐらいあるらしい。
また、オーストラリアのフラタリー海岸というところの
砂浜は、砂の成分がほぼ100%の石英で、究極の鳴き砂と
言われているらしい。

鳴き砂はゴミなどの不純物が少しでも混ざると鳴くかなくなる。
年々、鳴き砂の砂浜は減ってきている。
実際、琴引浜でも海水浴客が多ところはまったく鳴らず、
人が少ないところ行くとよく鳴った。
人間が自然を破壊している現実と悲しさを
子供たちも身をもって体験したと思う。