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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
気になる建物 杉谷
2012.10.22
今日は、お昼休みに書店に行きロンドンのガイドブックを購入しました。
気持ちが弾みます。
さて、ロンドンの気になる建物。
それは「テートモダン」
テムズ川沿いの火力発電所を改修したモダンな美術館です。
もともとの発電所は、ジャイルズ・ギルバート・スコットという方の設計によるものです。
この発電所は、戦災復興の際にロンドンの電力不足を解消するために急遽建てられたものでしたが、
発電所は1981年に閉鎖され、変電所の機能だけが残るほかは役目を終えたぬけがらとなっていました。
1994年春、変電所を改造して再利用することが発表され、
同年夏に安藤忠雄氏などが参加したコンペの結果、1995年1月にスイスの建築家コンビ、
ヘルツォーク&ド・ムーロンの案が採用されたそうです。
見所は発電機のあった巨大な5層吹き抜けのタービン・ホールを大エントランスホールにして、
屋上にトップライトやレストランなどのあるガラス張りのフロアを設けるなどレンガ造との対比空間を構成しています。
ホールには滑り台があるそうです。