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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
ロンドンの建築以外に期待しているもの 杉谷
2012.11.05
杉谷です。
2ヶ月後の今日は、ロンドンにいます。
イギリスで発達したといわれる酒場
「パブ」が気になります。
このパブで出されるビール。
イギリスのビールは日本で主流のいわゆるラガータイプとは違い、エール(ale)と言われるビールが主体となります。
このビールは使っている酵母の種類も異なり、一般的なラガービールが下面発酵するのに対し、
上面発酵 を行って作ります。スタウト、ビター、バーレーワインなどと呼ばれるビールも、広い意味でのエールの一種です。
イーストを殺すためのフィルタリングや加熱処理などの過程を経ずに、そのまま樽にいれてパブに出荷され、
パブで長い場合には数ヵ月間、樽の中で熟成させ、そのあとで客に出されることになります。
これが cask conditioned(カスクコンディション) と呼ばれるビールで、イギリスのパブで飲む「正しい」ビールです。
仕入れたビールを十分な注意を払って保管して熟成させているかどうか、
がそのパブの評価を分けることになりますので、パブによってビールの味はまったく違うそうです。
ただ、最近では多くのパブがメーカーのビールを取り扱うケースが多いようなので、
是非、正しいビールを探して試してみたいものです。
因みに注文は「パイント」で行います。1パイント600cc。
ハーフパイントというハーフサイズでのオーダーも可能です。