木曜日担当の二川です。

思えば家族・親戚に建築業界の仕事の人が多い。

給排水設備の配管工、コンクリートブロック工、某エレベーター会社、

外壁補修工事がいて、全員職人で、仕事に誇りを持っている。

その影響もあり、何か職人の仕事をしてみたいと、ふと考えることがある。

携わることの多いマンション工事の中で言うと、石工を経験してみたいと思う。

マンションではエントランスに張られることが多く、花形の仕事だからという

単純な理由だが、材料は重い割りに、ミリ単位の非常に精度が要求される仕事。

ガイドとなる糸を張っておいて、その糸にならって石を張っていくが、

距離が長くなると、自然と中央の糸がたわんでくる。

そのたわみを頭に入れて石を張らないと、完全な水平にはならないらしい。

その難しさは恐らく想像を絶するものだと思う。

難して奥が深い仕事ほど、いいものが出来上がったものを見たときの満足度や、

成長することの喜びは大きいと思う。

それは我々の仕事と同じである。

関係各者がそのベクトルを合わせて一つのものを

創り上げていくことの重要性を再認識した。