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二川
健一
Kenichi Futagawa
試験掘り
2013.03.01
会社の新しいパソコンの入れ替えに奮闘中の木曜日担当の二川です。
本日、現在工事監理を担当させていただいている神戸の分譲マンション物件の
試験掘りの立会い確認を行った。
試験掘りとは、杭の打設に先立ち、支持地盤まで掘削しながら土をサンプリングし、
設計前に調査したボーリングデータ、土質サンプルと比較し確認すること。
今回は支持層+杭径分の深さとなる約23mを掘削した。
玉石混じりの地層が多いので、掘削に時間かかることが予想されていたが、
思ったよりスムーズに掘削が完了し、土質の確認も問題なく完了。
杭の本数は計48本。杭1本当たりの設計荷重は約700~1000トンになる。
昨今は場所打ち杭ではなく、低コストと短工期が期待できる節付の既成杭が主流になりつつある。
節による摩擦力UPにより、場所打ち杭より杭のサイズを抑えられるのが要因のようだ。
明日は本杭の1本目の打設、いわゆる試験杭の立会いを行う。
一連の作業に問題なく、施工要領書通りに施工されているかが主な確認事項になる。
杭工事は毎回材料・工法。施工手順が違うので勉強になる。