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比土平
雅彦
Masahiko Hidohira
PHo六甲
2013.05.18
金曜日担当の比土平です。
PHo六甲ザレジデンスの階段が姿を現しました。
マンションの階段は脇役になる事が多いですが、
このプロジェクトでは主役です。
どういう階段が美しいのか見て回り、
考え、提案し、議論し、
今の形になりました。
梁を隠すために2段スラブにしたりと
新発明!ではないのですが、
よくある形ではないので、
関係各位には普通の階段よりは数倍お世話になりました。
この場を借りて「ありがとうございました」
躯体形状とともに金物も重要な要素で、
金物屋さんとは何度も打ち合わせをさせていただきました。
私のイメージに沿って、
この納まりが美しい等助言をいただき、
私の未熟さを補っていただきました。
パースを描いていたアングルで
実物を見た時の感動はとても大きいもので、
道楽や趣味では決して感じる事はできないものだと思います。
主役は階段だけではありませんので、
それらも今後、紹介させていただきたいと思います。
そういえば、
帰りの電車で座ろうとした席に白くて長い毛糸が落ちていたので、
ズボンに付くと格好悪いなと思い、
いや隣の二川君は上下で違うスーツを着ていたな、あれよりはマシか、
と思いながらもやはり拾おうと指でつまみ上げたら、
ニュルっとなりました。
毛糸のテクスチャではなかったので、
静かに元に戻しました。
ハンカチで指で拭こうとしたら、
指が震えていました。
電車の席はみんなのものなので、
汚すのはやめてください。
仕事は充実しているものの
アンラッキー。