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アバター画像 二川 健一 Kenichi Futagawa

グッドデザイン賞

2013.05.23

木曜日担当の二川です。

 

神戸で設計・工事監理を担当させていただいた分譲マンションが

事業主様のご意向により、グッドデザイン賞にエントリーすることになったという

胸が躍るニュースが飛び込んできた。

 

 グッドデザイン賞は、1957年に当時の通商産業省によって創立された

「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を母体とし、

制度創設以来、暮らしと産業、社会全体を豊かにする

「よいデザイン」を顕彰し続けている。

受賞者数は毎年約1,000件、55年間で約38,000件に及ぶという。

 

審査の要点をしては、身体、生活、産業、社会・地球環境という

4つの「審査の視点」があり、具体的には以下になる。

1)身体的視点

 ・安全への配慮がなされている。

 ・高齢者等の弱者への配慮がされている。

 ・使いやすさ・解りやすさ、親切さがある。

 ・長く使えるデザインがなされている。

 ・使用者の創造性を誘発する提案がなされている。

2)生活的視点

 ・新しい作法、マナーを提案している。

 ・使用環境・生活環境への配慮が行き届いている。

 ・家族やコミュニケーションのあり方について提案している。

 ・新しい働き方や社会参加の仕方を提案している。

 ・次世代のライフスタイルを創造している。

3)産業的視点

 ・新技術・新素材をたくみに利用し課題を解決している。

 ・デザインの新しい活用の仕方を導いている。

 ・新しいものづくりや提案の仕方を提案している。

 ・新産業、新ビジネスの創出に貢献している。

 ・産業・企業の新しいスタイルを提案している。

4)社会・地球環境的視点

 ・人と人の新しいコミュニケーションを提案している。

 ・社会・文化的な価値を創造している。

 ・社会基盤の拡充に貢献している。

 ・国際社会の協調を発展に貢献している。

 ・持続可能な社会の実現に貢献している。

  

ただ、見た目が美しさだけではなく、

社会や地球環境に与える影響といったマクロな視点、

それを使う生活者の心理的側面といったミクロな視点からも

総合的に評価するという。

 

今回エントリーする物件は、線路廃線跡地という特殊な立地だったが、

それをある意味利用し、街並みを美しく整え、

地域のコミュニティーを創出することができている

地域社会に貢献する物件だと思っている。

 

10月の発表が楽しみだ。

Profileプロフィール

アバター画像 関東エリアマネージャー 二川 健一
生まれも育ちも大阪市内。40代の娘二人を持つパパです。仕事・プライベートでの出来事において、建築・デザインに通ずることを自由にアップさせて頂きます。

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