木曜日担当の二川です。

現在神戸で基本設計中の分譲マンションプロジェクト。
このプロジェクトは、総延長約1ｋｍに及ぶ計画地で
複数の街区がある。
そのほとんどが、線路に近い立地にある。

現在はそのうちの2つの街区を同時に進行中。
配置・配棟、住戸プランもほぼ固まってきた。

先日、デザインコンセプトのプレゼンがあった。
神戸を象徴する六甲山の山並みに呼応することが
主なデザインコードであるが、
さらに縦横に白いフレームを配し、
雲海に垣間見える六甲の山並みを表現しようというもので、
自然の雄大さ、やわらかさを感じた。

先行する街区とのつながりと、単調にならないための変化の
バランスもよく、街づくりとして期待できるデザインだと思った。

線路から近いので、車窓からの見栄えは意識するところだ。
通過するのは一瞬かもしれないが、
１日に何百万人という人の目に触れることになり、
毎日のように目にする人々もいると思うと
より意識しないといけないと思う。

これからはテクスチャやディテールの詳細の検討、
それとランドスケープデザインとの連携し、
このコンセプトを表現すべく詳細を詰めていく。