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二川
健一
Kenichi Futagawa
二重サッシ by二川
2013.07.04
木曜日担当の二川です。
現在、進行中の分譲マンションプロジェクトで二重サッシを検討している。
採用する場所はリビングで幅は4m前後の大開口の窓だ。
基本的には、外側を両引き分けサッシ、
内側を引違い窓を2連並べ、中央の縦桟(方立)が
ない形で考えている。
開け放つと大開口でオープンになる形だ。
一言で二重サッシといっても、4m前後の幅になると
意匠性、使い勝手、清掃の容易性など
トータルで考慮しないといけない。
意匠的には、左右対称にすることと、なるべく縦桟の本数を少なく、
幅も狭くする必要がある。
清掃を考えると、内窓は引違い機構にせざるを得ない。
使い勝手的には、外窓にFIX窓がある機構のサッシを採用した際、
クレセントの位置をよく考えないと、とんでもなく不便なものになりかねない。
たとえば、外に出るのに、外窓のクレセントを解除するために
内窓の右側の窓を開き、それを閉じてから内窓の左側を開いて
それから外窓を開いてから外に出る・・・など。
しかし、戸先にクレセントの替りとなるロック機能がある商品もあるので、
検討材料になる。
片引き窓の採用や、シンプルに内外とも引違い窓を2連並べるなど、
まだまだトータルで議論と検討が必要だ。