金曜日担当の比土平です。

ここ何日か寝る前の少しの時間に、
「光の教会 安藤忠雄の現場」
という本を読み直しています。

この本は建築の専門書ではなく、
光の教会に関わった人達の物語で、
建築の面白さを教えてくれる良い本だと思っています。

この中に、映画監督の黒澤明氏が好んで使っていた言葉として、
「創造というのは記憶である」
が紹介されています。

「自分の経験やいろんなものを読んで記憶に残っていたものが足がかりになって、何かが創れるんですから、無から創造できるはずがない。…」

今担当させていただいている業務を通して、自分の無知さを痛感しています。
ですがこれを乗り切れば、
忘れたくても忘れられない記憶が増えて、
今までよりも創造力が大きくなるような気が少しだけします。