acasスタッフブログ
HOME > acasスタッフブログ > 床下ピット by二川
二川
健一
Kenichi Futagawa
床下ピット by二川
2014.02.13
木曜日担当の二川です。
現在、実施設計中の神戸のマンションプロジェクト。
最近ピット廻りの検討を進めている。
ピットとは、最下階の床下に設ける空間のこと。
主に設備関係の配管・配線のメンテナンススペースであるが、
地下水などを一時的に溜める役目もある。
住民の方が立ち入ることはないが、メンテのために各業者さんが
立ち入るスペースなので、点検口の位置と無理のない点検ルートの検討が必要だ。
点検口位置も意匠上の配慮も必要。
また、万が一閉じ込められた時の空気のルートを検討する必要がある。
ピットは地中梁などの構造体に囲まれた空間であるため、
配管・配線のためのスリーブ(貫通孔)や人がピット間を行き来する人通孔
を開ける位置やピッチに限りがある。
今回は高低差もあるので、余計にややこしいが、
あともうひと踏ん張り頑張るなっしー!(全力ものまね)