acasスタッフブログ
社会見学
金曜日担当の比土平です。
将来、建築士になりたいという小6の少年が、弊社に見学に来てくれました。
大浦さんのお知り合いの息子さんです。
将来の夢について学校でプレゼンをするそうで、
その準備のための社会見学です。
少年の質問に答えるという形式で、少年とおっさん達の交流がスタート。
設計士になりたいと思ったきっかけは何ですか?
この仕事をしてどんな時が嬉しいですか?
汚れたおっさん達をまっすぐ見て、ピュアな問いを繰り出す少年。
大変な事や失敗した事ってありますか?
思ってたより管底レベルが高くて・・・
どうやってこの色(外壁色)は決めるのですか?
なぜこの横縞(タイル)は縦ではないのですか?
小6の質問にどんどんカタコトになっていく自分。
拙い回答しかできませんでしたが、
手作りのメモ帳に短くなった鉛筆でさらさらとメモしていく少年。
鉛筆を最後まで大切に使う姿に感心すると同時に、
うちの子供たちはちゃんとできているのだろうかと、
自分はちゃんと教育できているのか心配になりました。
息子の参観日には、体育館に将来の夢を紙粘土で表した展示会があります。
そこには野球選手、サッカー選手、パティシエ、美容師・・・
が人気で、建築設計士を見つけた事がありません。
家でちょっと仕事をしている時にCADを見た息子が、
「かっこいい」
「オイラも家を作る人になる」
と一時期言っていましたが、
今の夢はいつの間にかマンガ家。
設計は?と聞くと「忙しそうだからやめた」
と悲しい返答でした。
自分の仕事を将来の目標にしてくれるなんてとても嬉しく、
また自分を見直すこちらにとっても、とても良い機会となりました。
この少年はパワーポイントを使ってプレゼンするとの事で、
そのデータを見せてもらう約束をしました、楽しみです。
金曜日の夜なのに、清々しです。