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美意識
2014.03.25
年度末ということもあり、卒業という言葉を耳にし、それらしい服装の学生さん達を街中で目にし、
毎年のことながら、寂しいような嬉しいような気持ちにさせられる。そんな季節ですね。
玉城です。
お花見のシーズンを間近に控え、開花宣言を待ち遠しく感じる。
お花見は日本の文化・風習であり、桜は日本の象徴的な花の一つとも言えるだろう。
弊社の近くのウツボ公園でも毎年、多くの方々がお花見を楽しんでいる。
美しく咲き並ぶ桜の木の下で、お酒などを飲み交わし、新年度のスタートを切る。
なんとも微笑ましい光景だ。
この風習は日本人独特の美意識から生まれたのであろう。この美意識を日本人として誇りに思う。
しかしながら、一つだけ、この季節に残念に思うことがある。「ブルーシート」だ。
ブルーシート自体は非常にすぐれものであり、屋外で敷布替わりにしたり、物品の雨除けカバーにしたりと。
特に弊社が携わる建設業界の現場には無くてはならない物である。
このブルーシート、安価で入手しやすいということもあってか、お花見でも大活躍しているのだが、
あの合成樹脂系の化学的光沢と青色が桜の景色を台無しにしてしまう。
日本人の美意識はどこかへ行ってしまったのか?薄れてしまったのか?
いや、そんなことは無い。昨今、このブルーシートに変わり、桜柄や芝生柄などのシートが多く販売されている。
桜を愛し、花見を楽しむ全ての日本人が美意識を持って、桜の風景からブルーシートを遠ざけてくれることを切に願う。
桜に似合う青色は春の日の澄んだ青空に他ならない。