acasスタッフブログ
チキンカレー
金曜日担当の比土平です。
台風が来るたびにひとむかし前の邦画「台風クラブ」を思い出します。
さびれた旅館を見ると邦画「まんだら屋の良太」、
実験室を見ると邦画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を思い出します。
すみません。
キッチンの使い勝手を知るために始めた料理ですが、
趣味までは行きませんがちょうど良い気分転換になり、
家内の「おいしい」の言葉にも調子に乗ってやっていると、
いつのまにか土日の夕食は私の担当のような状況を、
家内に作り上げられています。
スパイスになぜか興味を持ち
キーマカレーをとっかかりに、
チキンカレー、
そしてボロネーゼ風のパスタ、
チキンのトマト煮、
ミネストローネ風のスープで、
他にも作っていますが、
上記のものに偏っています。
実はこれらには共通項がありまして、
それは玉ねぎをみじん切りにする事と、
トマト缶を使うという事です。
玉ねぎを細かく刻んでいるときと、
トマトを煮詰めているとき、
なんだか心が安らぎます。
ここ最近では鶏肉の下ごしらえの、
皮を剥いだり脂肪を取り除いたりするのも夢中になってしまいます。
こういった理由もあるので料理を初めてちょっとした期間を経ましたが、
レパートリーは増えていません。
同じようなものを毎週土日に出しているわけです。
美味しいものを家族に出そうというよりも、
玉ねぎの底をわずかに残し刻んでいく感触、
トマトがぐつぐつなっている感じ、
鶏肉から余分なものを引きちぎる感触、
このスパイスとこのスパイスを足したらどうなるのだろうというただの好奇心、
こういった自分の事しか考えていないのに、
そんな事も知らずに毎週末の夕食、
似たような物の連続に、
文句も言わず「おいしい」と言ってくれる家内と子供たちには、
感謝しなければなりません。
最初はS&Bのカレー粉を使わなければならなかったチキンカレーも、
先週ついに使わずにまあ美味しく作れました。
これは最初の頃立てた目標でしたので、
これには調理としての達成感を感じました。
そういえば今日、弊社の加藤氏と無駄話をしていると、
加藤氏も料理をすると言うので、
「何を?」と聞いたら、
「鶏肉カレー」と返ってきました。
いやいや、それはない。
チキンカレーでしょ、
と正しておきました。