acasスタッフブログ
HOME > acasスタッフブログ > 和風 by二川
二川
健一
Kenichi Futagawa
和風 by二川
2014.10.03
二川です。
先日の新聞に大阪市内のホテルで「和風」をテーマにした
内装のリフォームが増えてきているという記事を読んだ。
最近増えている海外からの
観光客をねらった取り組みのようで
日本にいることをホテルでも
感じてもらいたいとのことだ。
JR大阪駅前のヒルトン大阪は、
3年かけて全525室と
宴会場、ロビーまで新しくする計画で、
スイートルームに限らず、
「和風」にこだわるという。
ホテルニューオータニ大阪も今年から、
6年かかるという全525室の
大規模な改装をはじめた。
テーマは「利休シック」で、
「大阪ゆかりの茶人、千利休が追い求めた
『わび・さび』を感じられる部屋にするという。
城の石垣をイメージした濃い茶色や、
灰色っぽい「利休ねず」と呼ばれる色を、
部屋の壁やカーペットなどに使っている。
スイスホテル南海大阪は、
もともとある和室を外国人向けに改良する計画。
畳敷きのスイートルームが2部屋あるが、
外国客が靴をはいたまま使ったり、
座り方がわからず足が痛いと
不評だったりしたため、畳は一部にして
ベッドや椅子などを入れるとのこと。
和風の美しさ、繊細さ、落ち着きは
世界に誇れるものだと思うので
いい流れだ。
ハリウッド映画に出てくる和風は
大間違いだと分かってもらえる
いい機会かも。