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比土平
雅彦
Masahiko Hidohira
模型のありがたさ
2014.10.24
金曜日担当の比土平です。
ちょっと事務所内を綺麗にしましょうと言うことで、
毎朝10分程度、
始業前に所員で所内を片付けています。
ただ物は増える一方なので、
捨てれるものは捨てていかねばなりません。
なかでも模型はスペースをとり、
また色あせたり汚れたり部品が落ちたり、
劣化も進むので捨てていかねばなりません。
次はこれか?
セットバック住戸のPSは難しかったなあ…
いろいろチャレンジさせてもらったなあ…
既存樹を残せてよかったなあ…
階段を斜めに配置して屋根にあんな事して、
太陽光を丸く絞れたのには感動したなあ…
あの丸孔にガラスを入れていたら、
小学生の時の虫眼鏡で黒い折り紙を焼いた
あの実験のようになっていたのだろうか…
階段のささらと縦格子の事ばかり考えていたなあ…
縞貼りのバランスはパーフェクトだったなあ…
現場会議の始まりは決まってブログの論評を
K氏とY氏とR氏からいただいたなあ…
模型は検討材料でもあり、
もちろん第一にはこちらの想いを伝える為の道具なのですが、
竣工後は、
あの時はあんな事を考えていたんだなあ、
と思い出させてくれる装置でもありました。
忍びないが捨てなければ新しい模型の置き場所はありません。
せめてもう一度写真を撮って、
残しておくことにします。