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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
期待
2014.11.04
杉谷です。
「屋根工区は竹中工務店、スタンド工区は大成建設。
新国立競技場の施工予定者が決定した。」
こんな記事を読むと胸が弾む。
日本スポーツ振興センターが10月31日に発表した。
(解体業者はいまだ未決だそうだ)
JSCが5月に発表した新国立競技場の完成予想図
11月初旬から、実施設計に対する技術協力業務を始める。
新国立競技場の施工者選定は、「施工予定者技術協力方式」
と呼ぶ新たな入札契約方式が導入された。
「ECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式」とも呼ばれるもので、
設計段階から施工者が関与し、施工上の課題を設計にフィードバックすることで、
工事費のリスク軽減および工期の短縮を図る。
具体的な提案の詳細は非公表。
建設工事の工期は2019年3月29日まで。
実施設計は8月に着手。基本設計を担当した
日建設計・梓設計・日本設計・アラップJVが引き続き手掛けている。
発注者支援業務は山下設計・山下ピー・エム・コンサルタンツ・建設技術研究所JV、
デザイン監修はザハ・ハディド・アーキテクツが担当している。
今後の設計・施工からも目が離せない。