acasスタッフブログ
HOME > acasスタッフブログ > 夢や希望を描いてもらうには?
杉谷
泰
Yutaka Sugitani
夢や希望を描いてもらうには?
2014.11.29
杉谷です。
先日「ニッポン男前大工コンテスト」なるものが横浜で開催されたようだ。
大工仕事の魅力を広く社会に伝え、人数が減り続けている大工の育成につなげることを目的にしている。
全国の工務店などから推薦された大工たちを、書類による一次審査で選抜。
上位5人が、写真による人気投票と、技術力を評価するパフォーマンス審査の総合得点で「男前」を競い合うイベント。
一人でも多くの若者が、大工さんの素晴らしさに気付き、
夢や希望を描いて建設業界の一端を担ってくれれば業界の
大きな底上げに繋がる面白いイベントだと共感した。
先日のガイアの夜明けでの類似の特集があり、
「大工を育てる」
というマインドを掲げた建設会社の特集であった。
昨今、職人不足の深刻化によって建設コストが上昇し、
建設工事が前に進まない・・・、
若者がやりがいを感じれないなど、
建設業界では夢を描くことができないという理由から
業界離れなど、日増しにに問題は深刻化する状態だ。
我々設計も同様に、若者からのコメントは
設計は大変だから・・・
と後ろ向きな意見しか耳にしない。
我々がいかに夢を描き続け,語り続けられるか。
自分の子ども、そしてその子どもたちのためにも、
やれること、やるべきことは山積みだ。