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比土平
雅彦
Masahiko Hidohira
夢は忍者
2014.12.06
金曜日担当の比土平です。
先日、息子にキッザニアに行きたい?
と聞くと、
行きたい!
と答えましたので、
じゃあ行こう、
それでどんな職業に興味があるの?
と聞くと、
忍者はあるのか?
と真顔で言いました。
嘘だろと思い、
えっ、職業、なりたい職業がもしあるなら経験してみれば。
漫画家とか前言ってなかったっけ?
と言うと、
おら忍者、
と即答しどこかに行ってしまいました。
息子と喋っていると、
この年頃だった自分はどんなだったのだろう、
と考えさせられます。
正月に帰省した時に母に聞いておこう…
先月にその小5の息子の参観日があったのですが、
参観日には、体育館で全校生徒の作品展があります。
学年ごとに決まったテーマがあり、
例えば5年生は神社の水彩画でした。
ただ6年生はずっと同じテーマで、
将来なりたい職業を紙粘土で表現する、
というものです。
これは自分の子供が6年生ではなくても、
見てしまいます。
娘は確かパティシエでした。
スーツを着てカバンを持ち歩くサラリーマン、
すごいホームランを打つ僕という題名のバッター、
日本代表のサッカー選手、
消防士、
警察官、
弁護士、
等々、
子供が持つ活き活きとした感性や夢が、
その紙粘土の造形や鮮やかな色使いから伝わってきて、
頑張って働こうという気にさせられます。
そしてついに、
娘が小学校入学してから見続けているので、
おそらく10年目にして初めて、
建築家を発見しました。
設計という仕事に興味を持ってもらえて嬉しいです。
大変な事はたくさんあるが、
いやいやこれは設計に限った事ではないな、
ただ生涯を捧げるだけの価値はあるぞ、
という念を紙粘土に送っておきました。
来年はとうとう息子が小6です。
このまま忍者を作ってしまうのか、
運動会の組体操ができるのか、
心配でなりません。