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アバター画像 比土平 雅彦 Masahiko Hidohira

フォントを考える

2015.01.31

金曜日担当の比土平です。

 

いま館銘板を検討しています。

あの時見たあんなのにしたいなとイメージはありますが、

まずは書体と、

英語表記か日本語表記か混合なのかを並行して考えはじめます。

 

日本語ではゴシック体と明朝体のようなに、

英語の書体は「セリフ体」と「サンセリフ体」の二つに大きくは区別されます。

 

セリフ体の特徴は、

縦線が太く端々に凹凸があります。

セリフとはウロコの意味で、

この凹凸がウロコという訳です。

 

サンセリフ体は線の太さが一定で、

ウロコがありません。

サンセリフの「サン」とは「ない」を表しています。

 

T・・・セリフ体

T・・・サンセリフ体

 

ACE HOTELのロビーにあったこのオブジェは、

サンセリフ体ですね。

 

一般的に読みやすさはセリフ体、

目に留まるのはサンセリフ体で、

長文にはセリフ体、

見出しにはサンセリフ体が用いられるようです。

 

では、館銘板は視認性が求められるのでサンセリフなのか、

という事になりますがそうとは限らず、

やはり書体が持つイメージと、

建築のイメージを合すことも必要です。

 

書体に何を感じるかは主観になると思いますが。

 

書体一つ決めるにも試行錯誤を繰り返しますが、

この他には館銘板をどこに付けるか、

高さはどうすか、

材質は何にするか、

色はどうするか、

改行するか・・・

と考えるべきことはたくさんあります。

しかしながらこの館銘板をどうするのか考えるのは、

なかなか楽しいのです。

 

 

 

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カレーづくりが趣味なので、そんな事が多くなるかもしれません。数種のスパイスをテキトーに調合し、キーマカレーやチキンカレーをつくっては喜んでいます。

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