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二川
健一
Kenichi Futagawa
スリーブ会議 by二川
2015.02.02
二川です。
神戸で工事監理をさせていただいている分譲マンションプロジェクト。
先日、1階の壁と2階の床スラブに設置するスリーブについての打合せを行った。
スリーブとは配管を通すためのコンクリート躯体に設ける貫通孔のことだ。
スリーブの位置や高さなど、意匠・設備・構造それぞれに制約があるなか、
当然のことだが、過不足なく適正に設けないとけない。
今回だけでスリーブの数は200箇所におよぶ。
1つでも間違いがあると、コンクリートを打ってしまってと取り返しがきかないので、
かなり神経を使う。
医者で言うところの外科医といった感じ。
しかし、建築に命をそそぐ感じと、設備、電気、ガスの各プロフェッショナル担当者さんとの
コミュニケーションもと組み立てていく楽しさがある。
この作業は毎回得るものがあるので、しっかりまとめていきたい。