acasスタッフブログ
HOME > acasスタッフブログ > 住まいとは
アクアススタッフ
acasstaff
住まいとは
2015.02.17
加藤です。
「住まい」から何をイメージできるでしょうか。
住宅、家族団らん、くつろぎの場、帰るところ等々。
プライベートな空間を意識することが多いと思います。
プライベートな空間にパブリックな空間を設けることで、
何が起こるでしょうか。
そもそもパブリックな空間が必要なのでしょうか。
核家族化が進み、育児もままらなず育児放棄、虐待等が
頻繁に起こっている現状を改善するためにも、家族以外の
人達との関わりが必要だと考えます。
ある建築家は「住宅は住むための機械である」と言っています。
はたしてそうでしょうか。
現代の家庭環境にはもっと有機的な何かが必要だと思います。
「住まい」は、生活の場でもあり、成長、育みの場でもあると思います。
個人主義、引きこもり等で外部とのコンタクトに消極的な家庭が多く、
人とのつながりが希薄になり、その代償がネグレクトにつながるのでは
ないでしょうか。
「育み」をキーワドとした住まいの提案をしたいと考えています。
人との育みからコミュニティが成長し、コミュニティへの参加が人との
つながりを促すと考えます。
プライベートな空間へ積極的にパブリックな空間を設けることで、
人とのつながりを育む空間が生まれ、人とのつながりを呼び寄せる空間としての
「育みの空間」が生まれると考えています。