二川

ニューヨークのマンハッタンに建設された超高層マンション

「432パークアベニュー」。

89階建て125戸のコンドミニアム・アパート。

高さは426ｍで米国で3番目、マンハッタンではワン・ワールド・トレードセンターに

次いで2番目に高いビルディングになるという。

デザインは東京国際フォーラムを手掛けたラファエル・ヴィニオリ氏。

432パークアベニューからの眺望は、「ヘリコプターからの眺め」との

宣伝文句にもある通り、セントラルパークや大西洋を一望できるという。

最上階のペントハウスは9,500万ドル（約108億円）で売却済とか。

最低価格でも1,700万ドル（約19億円）になるが、売れ行きは上々らしい。

しかし、実際に見た訳ではないが、写真を見る限りは、

ファサードデザインが無機質で

街並みへの配慮が無いように感じる。

マンハッタンという大都会とはいえ、高さだけを求めて

ここまで割り切っていいものかと。

また、建設地に歴史的なホテルがあったが、

保存運動の中、取り壊して建設されたという。

その歴史を受け継いでいる要素もなさそうな感じがする。

ニューヨークは2007年の研修旅行で訪れ、

かなり刺激を受けた都市だ。

話題のビルやアパートメントが次々と建設されているので

また行ってみたい。