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二川
健一
Kenichi Futagawa
そらガーデン by二川
2015.06.18
二川です。
先日、神戸国際会館の屋上庭園「そらガーデン」を見てきた。
「そらガーデン」は最近メディアで話題の
西畠清順氏がプロデュースした。
つい最近、事務所で彼が出演していたガイヤの夜明けを見た。
珍種に新種、突然変異など希少植物を追って
世界中を飛び回る「プラントハンター」という異名を持つ。
17世紀から20世紀中期にかけてヨーロッパで活躍した職業で
食料・香料・薬・・繊維等に利用される有用植物や、観賞用の新種を
求めて世界中を探検・冒険する実在の職業。
彼の元には国内外問わず、年間2000件に及ぶ
プロデュースの依頼が殺到しているという。
あのパークシティ大崎の再開発も手掛けている。
そらガーデンは樹齢500年のオリーブの木を
シンボルツリーとして中央に植え、そこに人を導くよう
デザインされいる。
下の写真の壺は、200年前のもので、
実際にオリーブを貯蔵していたものらしく、
物語が感じられる。
樹齢500年のオリーブの木は生命力を強く感じ見ごたえがある。
ただ珍しい木を植えるのではなく
その木が持つ「表情」を大事に植えられている。
地被類も一つひとつが珍しく、見ていて飽きない。
当日は小雨が降っていたにもかかわらず、
楽しげに写真を撮っている人々が印象的だった。
古来から人間と共存してきた植物に
敬意を表してこよなく愛し、
「人の心に植物を植える」、
そして「植物で人を呼ぶ」という。
是非コラボしてみたい。