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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
そういうことか
2015.07.28
杉谷です。
先日、建築家の内藤廣氏の講演会に参加した。
代表作は、「海の博物館」。(1992年)
講演の中で、内藤氏の建築から感じられるものは、
地域主義というか、
場所のもつ特性をどう建築の中に生かしていくかという、
そういう視点を非常に大事にされてるように感じた。
このことは、建築をする上では、
もちろん意識してやる部分もあるけれども、
それ以上に、
<span style="font-family: arial, オンライン ブラックジャック helvetica, sans-serif”>むしろ内藤氏の中にある遺伝子のようなものが
その場所に行くことによって刺激され、
自然に振る舞う中で表面化してくるような印象をうけた。
内藤氏のコメントで、
「土地を見る際には、一人でいく。スタッフとは別に。」
理由は、自分の直感を大事にしたいからだそう。
なんとなくではあるが、
そういう深みのある、掘り起こしていくようなスタンスの中から、
自然の山とか森とか民家の屋根とかいったものの形態を、
単純に引用するのとは違った独特の作風を展開されているように感じた。
初めて内藤氏の講演に参加したが、
作品を実査し、講演での思いなどを実際に体感したいと思う。
まずは海の博物館から。