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遠原
一聖
Kazumasa Tohara
歴史あるお屋敷でお祝い
2019.12.02
先日、母方の祖父母の金婚式のお祝い食事を
私の地元にある飲食店でお祝いさせて頂きました。
その飲食店というのは、約400年の歴史があるお屋敷を
日本料理店へと再利用した飲食店です。
建物は江戸時代初期の商人が本宅として建設した屋敷で
日本庭園も立派です。
小さな滝があるお庭は、涼しげな印象を持ち、
水の流れる音が心を癒してくれます。
娘もずっと滝の流れるお庭を眺めたり、散歩したりしていました。
立派な門で迎えてくれる建物の敷地は約1,100坪の大きさがあり、
母屋、蔵が5棟、茶室など床面積約800坪から構成されています。
母屋は厨房や客席として利用され、蔵は個室の客席、
茶室は待合所と喫煙室に利用されています。
また、蔵の一部を「くらしの博物館」として開放しており、
歴史ある着物や陶器、掛け軸などが展示されていました。
ここは、私の地元の小学生なら授業で一度は学ぶ場所です。
実際に飲食店として利用されたのは約30年前ですが、
歴史ある建物で歴史ある祖父母の夫婦生活を金婚式という形で
お祝いをさせて頂けたのはとても嬉しく思います。
祖父母も、娘・孫・孫嫁・曾孫に囲まれてとても幸せそうでした。
もっとも感動したのは、お店の方から金婚式ということで
お祝いの鯛を一匹頂けたことです。
私も、お客様が喜ぶような提案・仕掛けをしたいと、改めて思わせて頂いた瞬間でした。