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ガンダムファクトリー
先日、横浜市の山下ふ頭で開催している「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に行ってきました。2020年12月19日から2022年3月31日までの期間限定で『機動戦士ガンダム 40周年プロジェクト』の一環として、実物大(1/1スケール)のガンダムを動かすという夢を実現した施設です。
どっぷりガンダム世代であったこともあり、以前から気になっていましたが、 同じモノづくりに携わる者として何か感じるものがあるかと思い立ち、訪れてみることにしました。
プロジェクトの発足は2014年。一言に動かすと言っても、高さは18m、重量は25tになるといいます。その無謀ともいえる挑戦を実現するために、日本中から各界のプロフェッショナルや協力企業が集結し、設計と検証を繰り返し、ようやく実現にこぎつけたとのことです。
「ACADEMY 」という展示ルームに建設会社をはじめ、各エンジニア、ソフトウェアプログラマー、クリエイターなど、携われた方々のインタビューを掲載したパネルがありました。皆さんが苦労がありながらも、ワクワク感が抑えられなかったのが伝わってきて、少し元気をもらえた気がしました。
また、稲盛和夫氏の京セラフィロソフィにある「楽観的に構築し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」という言葉を思い出しました。
正直このガンダムが動くこと自体、直ぐに何か役に立つことはないかもしれないですが、技術やデザインというものは、便利なものを創るだけでなく人の心を動かすことができるという無限の可能性を感じました。
大人の本気を子供たちに見てもらい将来に繋げるという当社主催の「夢の家フェスティバル」のコンセプトに相通じるものがあります。
未来への技術躍進にも大きな功績となるとともに、海外へも優れた日本のモノづくりを再認識してもらえるいい機会になればと思います。