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狩野
貴博
Takahiro Kano
時には自然散策
2021.02.26
先週末、コロナ過の中ではありますが屋外で気分転換ということで妻と一緒に高尾山に行って参りました。駅舎の設計は隈研吾氏となります。氏の建築は一目で格好の良さが伝わってくる物が多く、理屈抜きで素人の方にも伝わる強さがあると思います。
ケーブルカーもあるのですが、せっかくならということで歩いての登頂を目指しました。が、普段、運動をすることもなく、基本的に事務所内でPCの画面に向かっていることが多いですので、急勾配の坂道には完全に息が上がってしまい、体力の低下と日常生活の見直しを意識させられました…
しかし、登頂した際の気分は何とも清々しいものであり、人間の生活には自然との触れ合いというものが必要なのだと改めて感じました。都市の中でも公園や植栽が目に入りますとホッとした気分となりますし、海外に行くと日本よりも都市の中の植物というものが大切にされているように感じます。前回の研修旅行で行ったメキシコでは街中にジャカランダやブーゲンビリアが咲き誇っており、とても美しい光景だったのを思い出しました。
無機質なコンクリートの建築物であっても良い建築物というものは、自然と周囲に溶け込んでいる物が多いです。最近はCO2の削減目標が声高に謳われ、より環境に配慮した設計というものが求められております。自然にも人間にも優しい都市を造らなくてはならないと改めて感じております。