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様々な視点から建築を考える
2021.07.30
先週開幕したオリンピックの後にパラリンピックが開幕しますが、
私はブラインドサッカーという競技を観戦することを楽しみにしています。
ブラインドサッカーとは、7つの障害者サッカー競技の一つで、視覚に障害を持った人たち用に整備された競技のことです。
他にも、アンプティサッカー(切断障害)、デフサッカー(聴覚障害)等々、障害によって異なるルールや競技の整備がされています。
このようにサッカーは健常者も障害者も多くの人が楽しめるようにルールを作り、競技整備を行っています。
これは、ユニバーサルデザインに深く関わる建築にも通づるものがあるのではないかと思っています。
と、言うのもブラインドサッカーはとてもユニバーサルな競技として普及しつつあります。
なぜユニバーサルと言われるかについては、「見える人」が「見えない人」に合わせる、健常者が最も簡単に身体に障害を持った人と同じ状態を作ることが出来るからです。
これを建築視点から考えると、障害を持った人を基準として、街を整備すれば誰もが不自由なく生活できることになるのではないかと私は考えています。
もちろん簡単な事ではありませんが、サッカーを始めあらゆるスポーツでこのような競技整備がされていますので、建築でもできることだと思います。
その為にも、人とまちのことを第一に考えて良いものを末永く残していきたいと考える、弊社が変えていかなければならないと思っております。
私自身まだまだ知識不足ですがこの思いを人一倍強く持っておりますので、必ず実現させるためにできることから重ねて参ります。