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杉谷
泰
Yutaka Sugitani
葉書の木
2021.10.23
タラヨウという植物を知っていますか?
漢字では『多羅葉』と書き、葉書の木と呼ばれています。
タラヨウという名前は、インドで写経に用いられていたヤシ科の「多羅樹」(タラジュ)にちなんでつけられたそうです。
長楕円形の葉をつけますが、つやがあって庭木としても美しい木です。この葉が「ハガキノキ」と呼ばれる所以は、先のとがった物で葉っぱを傷をつけると、その跡が黒く変色して残る性質があるので、古くから、言葉を書き残すのによく使われたそうで、戦国時代には情報伝達に用いられたこともあるそうです。
近所の公園で見つけたタラヨウの木。

モチノキ科に属します。

雄の花が咲く木と、雌の花が咲く木が別々にある。雌はモチノキ科特有の赤い実をつけます。雌だけでも実をつけますが、雄があったほうが実付きはいいようです。

一枚拝借して、書いてみると・・・。
時間が経つとみるみる文字が浮かび上がってくる感じでした。
面白いですよね。

表はこんな感じで、少しすけて文字がみえます。

インドにあるタラジュも同じように傷をつけると文字が書けるそうですが、この木は日本にはありません。
日本では昔から自生しているこの「タラヨウ」の木が葉に傷つけるだけで文字が書けることから、テガミノキとよばれ郵便局のシンボルツリーなどに用いられています。東京駅近くのKITTEにも植樹されてます。

実際に、タラヨウの葉を手紙として送ることもできるようで、その場合「はがき」ではなく「第一種定形外郵便物」扱いであれば発送することができるようです 。手紙をもらった側は嬉しさと驚きに加え、感動があると思いませんか。
機会があれば私も試してみようと思います。
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