先日、京都に行った際に「koe donuts」という、ドーナツ屋さんに行ってきました。

「和」をモチーフとした抹茶やほうじ茶等のドーナツやドリンクなどがあり、老若男女問わず人気のお店です。

　

　　

　

お店は新京極通り沿いにあり、隈研吾建築都市設計事務所が設計しています。

店舗デザインは 「koe donuts」のコンセプトである、「地産地消」の考え方を空間デザインに反映させており、

嵐山の竹を用いた「竹の洞窟」を創造している。

京都の竹細工師「竹定商店」とコラボし、伝統的な六つ目編みの技術を用いて作った竹籠572個を、特別に開発した

フレキシブルジョイントで、下地に取り付けることで、自然の洞窟のようなランダムネスな「竹の洞窟」が出来上がった。

と、HPにあるように、落ち着きのあるとても居心地の良い空間で、写真映えスポットにもなっていた。

　

　

「地産地消」を空間デザインに取り込む考え方は、昨今のSDGｓ等をはじめとした環境に配慮されており、それをこのように表現することは流石だなと素直に感じた。

　

弊社では、ZEHーMに力を入れる等環境配慮に適した計画をご提案させていただくことが出来ているが、デザインや使用する材にもこだわりを持って提案することをしても良いのではないかと、気付くことが出来た。

やはり、実際に自分の目でみて感じることが一番学びを得られるので、コロナが落ち着いたら様々な建築に触れていきたい。