日本を代表する港町である「横浜」と「神戸」。

以前から似ていると思っていましたが、改めて考えると本当に多くの共通点があります。

横浜のマリンタワーと神戸のポートタワーというほぼ同じ高さ（約100m）の象徴的な

タワーがあること。

山手側に旧居留地である異人館があること。

横浜中華街と神戸南京町というチャイナタウンがあること。

歴史ある赤レンガ倉庫を商業施設としてリノベーションした「横浜赤レンガ倉庫」と

「神戸煉瓦倉庫」。

ヨットの帆をイメージしてデザインされた「ヨコハマグランドインターコンチネンタル」

と海からせり上がる白い波をイメージしてデザインされた「メリケンパークオリエンタル

ホテル」はどちらも大きな曲線をフォルムを描くデザインであるところも面白いところ

だと思います。

あと細かいところだと、港をイルミネーションで彩る大きな観覧車があったり、

観光スポットを周るおしゃれな観光用バスが走っているのもあります。

　

似ているというと横浜には数多くの線路の遺構があります。

　

似ていると言えば、線路跡地という立地に7つの街区、総戸数739戸の分譲マンションで、

JR摩耶駅と同時に開発するという弊社が神戸において参画させていただいた

「摩耶シティプロジェクト」。

このプロジェクトのスタートであった街区の「摩耶シティNADA FRONT」のプレイロット

に線路の遺構を設置しました。

安全面など神戸市との交渉で少々苦労したことがありましたが、神戸港からの物流の要で

あった線路であり、日本の経済の発展に寄与したこの歴史が後世に伝わるればいいなと

改めて想います。