定期的に建築見学を個人的に行っており、奈良に行きました。

普段近郊に宿泊することも少ないので、今回は小旅行として宿泊しました。

奈良へは前から気になっていた「あをによし」という近鉄観光特急に乗車して向かいました。

　

　

内装はとても落ち着いたデザインで奈良まで約３０分ほどですが、とても良い時間を過ごせました。

正倉院の宝物や天平文様などがデザインされており、奈良に着く前から奈良を感じられるのでとてもおすすめの電車です。

　　

さて本題ですが、今回は「鹿猿狐ビルヂング」を見学しました。

ここは「中川政七商店がつくる新しい奈良の拠点」をコンセプトに作られた体験型施設で、

奈良の魅力を伝える体験ができるようです。また、建物は内藤廣氏の設計です。

　

　街並・伝統・現代・近未来を建築で表すことを考えて計画されており、屋根を瓦葺きにし、通りに面した軒庇を細かく分節化して、ファサードを街並みと違和感がないように作り込まれています。

柱間の寸法を伝統的な建物で使われる3.6m(二間)にして柱を細くし、内部の空間も周りの木造の建物の空間に調子を合わせた雰囲気となっています。

　

　

　

ここの２階に雑貨等が販売されており、どれも目を引くものばかりでした。最近、食器を揃えたいと考えているので、いくつか買いに行こうと思います。

今回あいにくの天気で他のところに行くことが叶いませんでしたが、少し前に奈良近くに引っ越したため、機会を作ってさまざまな建築を見学したいと思います。